結婚相談所の掛け持ちはおすすめなのか?【メリット・デメリットや失敗しないためのポイントを解説】

結婚相談所の掛け持ちを考えている人が増えています。結婚相談所の掛け持ちは、費用はかかりますが、うまく活用すれば婚活期間を短縮出来たり有効な婚活手段にもなり得ます。

しかし、一歩間違えると費用が沢山かかってしまうという事だけではなく、時間もかかってしまう事にもなります。

「せっかく婚活期間を短くしようと結婚相談所の掛け持ちをしたのに、逆に時間がかかってしまった!」なんて事にならないよう、おすすめの掛け持ち方法や失敗しないパターンなどをお伝えしていきます。

この記事をしっかり読んで、結婚相談所の掛け持ちをするなら、1社で活動するよりも成果の出る婚活方法を身につけていきましょう。

結婚相談所の掛け持ちをする人は一定数いる

掛け持ちは可能か

そもそも結婚相談所の掛け持ちが可能なのかを疑問に思っている方もいるかもしれませんが、結婚相談所の掛け持ちは可能です。

「結婚相談所の掛け持ちがおすすめかどうか?」については、結婚相談所のタイプや料金体系など様々なパターンがあり、本人次第というところなので、自分のタイプや、結婚相談所の仕組みや料金体系も把握しながら考えていきましょう。

掛け持ちをしている人の特徴

実際、結婚相談所の掛け持ちをしている人は以下のような人たちです。

  • 1年以内など、短期間で結婚を決めたいと思っている人
  • 先に入った結婚相談所でなかなかうまくいかなくて、他にも入会した人
  • 年齢的に難しくなってきていると感じている人
  • 医師との結婚や、養子希望など結婚相手に細かい希望条件がある人
  • 複数の担当者に相談して決めたいと思っている人
  • 気になった結婚相談所が複数あって、どちらも魅力的だったので最初から2社とも入会した人

これらの人たちは、結婚相談所を掛け持ちする事で、「会員数が増える事」と「複数の人に相談出来たりサポートして貰える」という2つのメリットに繋がります。

つまり、結婚相談所の掛け持ちは、出会いの幅が広がり、活用次第では1社の結婚相談所で活動をするよりも短期で成婚が出来る可能性もあります。

ただ、その分、それぞれの結婚相談所に料金をお支払いする事になりますから、気になるのは費用面かと思います。

次項で費用面について詳しく解説していきます。

掛け持ちをする場合の費用

結婚相談所の掛け持ちをする場合、初期費用や月会費が掛け持ちの分増える事になります。

しかし、結婚相談所の料金体系などにより掛け持ちがしやすい場合もあります。

結婚相談所のタイプと料金体系

結婚相談所にはサービス内容やサポート内容によっていくつかのタイプがあります。

既に活動している人は、自分がこれらのどの結婚相談所のタイプに属しているかを知り、その結婚相談所の料金体系と他との違いも見てみましょう。

【主な結婚相談所のタイプ】

  1. データマッチング型の大手結婚相談所
  2. IBJメンバーズ他、IBJ連盟のみに加盟の結婚相談所
  3. 複数の連盟に加盟している結婚相談所
  4. 連盟には加盟していない結婚相談所

そして料金は、大まかにわけると下記の4つになります。

  • 入会金などの初期費用
  • システム利用料などの月会費
  • お見合いの時にかかるお見合い料
  • 成婚が決まった時に支払う成婚料

この4つの料金のバランスによって掛け持ちがしやすいものもあります。

【最も掛け持ちしやすいおすすめの料金体系】

最も掛け持ちしやすくおすすめは、初期費用が少なくて、月会費も少ない(もしくはかからない)もので、お見合い料と成婚料がかかる料金体系です。

お見合い料と成婚料が多少高くても、お見合いも成婚料も成功報酬型とも言える料金体系なので掛け持ちしやすくおすすめです。

結婚相談所のタイプと、そのタイプの結婚相談所の料金体系をまとめてみました。

結婚相談所のタイプ 料金体系
月会費がなくお見合い料があるタイプ 月会費がなくてお見合い料と成婚料だけの場合、お見合い料や成婚料が高めに設定されている事が多いですが、活動した時だけにかかる費用なので掛け持ちしくおすすめです。
月会費とお見合い料がバランスの良いタイプ 月会費は連盟のシステム利用料も含めて5千円程度、お見合い料も1回5千円程度であれば掛け持ちしやすいでしょう。
月会費にお見合い料が含まれている(お見合い料がない)タイプ 月会費にお見合い料が含まれている場合、たいてい月会費が2万円近い高めに設定されているところが多いです。

お見合いがたくさん出来る場合には良いですが、なかなかお見合いが出来ない場合にも費用がたくさんかかってしまう事になりますから、短期集中で期限を決めて精力的に活動するのであればおすすめです。

次項でそれぞれのタイプの結婚相談所を詳しく解説していきます。

データマッチング型

【初期費用が高くて、お見合い料や成婚料がないタイプ】

大手のデータマッチング型によくある料金プランは、初期費用が多く、お見合い料や成婚料がないものです。

お見合いや結婚が決まっても結婚相談所には利益はないので、成婚のためのサポートを積極的にしているところは少ないと言えます。

むしろ、結婚が決まらず、月会費を払い続けて長期間在籍してくれた方が利益になります。

そのため、会員側はサポート面には不満に思っているけれど、初期費用をたくさん払ってしまったので勿体無くてやめられないという人も多く、掛け持ちをする人たちが多くなっています。

大手データマッチング型の結婚相談所は、会員データベースじたいは多いので、サポートは期待せずに会員情報だけを貰い、手厚いサービスを受けられる仲人型の結婚相談所と掛け持ちをするパターンが多くなっています。

IBJメンバーズ他、IBJ連盟のみに加盟

【初期費用が高く、月会費にお見合い料が含まれているタイプ】

IBJメンバーズや、IBJに加盟している結婚相談所は月会費にお見合い料が含まれているプランのところが多いです。

お見合い料がかからなくて会員数も多いので、お見合いはしやすくてもなかなかその先の交際には進まない傾向もあります。

さらにIBJは、会員層に偏りもあり、詳しくはIBJでお見合いが成立しない理由」に書いていますが、男性であればスペックの高い人、女性は若くてルックスの良い人ばかりに人気が集中し、人によって格差も大きくもなり、婚活が難航しています。

また、IBJとは日本結婚相談所連盟の事で、登録会員数が日本最大を誇る結婚相談所の連盟で、IBJメンバーズとはIBJが運営している直営店とも呼ばれる結婚相談所で、IBJメンバーズのみで6万名いるわけではなく、IBJに加盟している全国の結婚相談所の登録会員を合わせた人数です。

そして、IBJの直営店でIBJ以外の連盟を使う事も出来ません。

そのため、他の連盟に加盟している結婚相談所と掛け持ちをする人が増えていますが、最初からIBJとその他の連盟に加盟している結婚相談所に入会していれば掛け持ちをしなくても掛け持ちするのと同じ効果があっておすすめです。

結婚相談所の連盟についてはIBJ以外にも複数あり、それぞれに年齢層や特徴があるので、IBJ以外の連盟を知っておく事も重要です。

違う連盟に加盟している結婚相談所に入会したらお見合いがしやすくなる事もあります。

【詳しくはこちら結婚相談所の大手連盟5社をまとめて比較・解説」】

複数の連盟に加盟している

結婚相談所は、どこかの結婚相談所に入会したら、その結婚相談所に登録されている会員だけを紹介して貰えると思っている方が多いと思いますが、先述したように、実は殆どの結婚相談所がIBJ他、連盟や協会と呼ばれる組織で繋がっています。

特に、個人経営のところは、自社の会員だけでお見合いセッティングするのは難しいので、複数の結婚相談所の連盟や協会に加盟して、他の結婚相談所と会員データを共有しています。

IBJメンバーズとIBJ加盟店は同じシステム

連盟の一つ「IBJ」に加盟している結婚相談所であれば、上の図のように共通のシステムがあり、結婚相談所の垣根を越えてお見合いをしています。

【主な連盟と登録会員数】

連盟名 登録会員数
IBJ(日本結婚相談所連盟) 60,389名
BIU(日本ブライダル連盟) 52,100名
NNR(日本仲人連盟) 15,000名
良縁ネット 38,000名
NNC(仲人ネットコム) 24,481名
日本仲人協会 10,000名

この登録会員数は、それぞれに別々の会員がいるのかというとそうではなく、複数の連盟にしている結婚相談所は共通の会員が登録されています。

そのため、会員数が単純にこの人数分増えるというわけではないのですが、それぞれの連盟に年齢層や地域などの特色があります。

1連盟だけに加盟している結婚相談所よりも、複数の連盟に加盟している結婚相談所の方が、幅広い会員層もカバー出来るのでおすすめです。

但し、個人経営などでは結婚相談所の担当者との相性によって結果が左右しやすく、料金体系も結婚相談所によって違っています。

注意!

結婚相談所は、連盟が同じであれば同じ会員層になりますが、料金体系はまちまちです。

結婚相談所の料金については、サービスの違いが料金にも反映されているので、その違いを知らないまま掛け持ちをしたらとてももったいない事にもなります

こちらの記事結婚相談所の料金(相場や内訳) ~有名5社を徹底比較~」でも料金の違いを詳しくまとめています。

連盟には加盟していない結婚相談所

地域の仲人さんのような地元密着でボランティアのようにリーズナブルでご紹介してくれるようなところであれば、登録だけしておくと良いでしょう。

ただ、会員数は少なく、年収などの証明を出していない可能性もあり、プロフィールの正確性などでは心配な面もあります。

また、最近はファスト婚活とも呼ばれる結婚相談所の簡易版のようなサービスも増えてきており、連盟には加盟していません。

「ゼクシィ縁結びカウンター」や「エン婚活」といった大手の企業も参入した結婚相談所も増えてきて、公的書類の提出などがあって信頼は出来ますが、実際の活動は自分で進めていく婚活アプリとそう変わりません。

本気ではやい結婚を望んでいる方は、大手のデータマッチング型の結婚相談所か、連盟に加盟している仲人型の結婚相談所と掛け持ちがおすすめです。

おすすめの結婚相談所の掛け持ちパターン

前述した結婚相談所のタイプと料金体系により、掛け持ちが多いパターンは下記の3つです。

掛け持ちしやすいパターン
  1. 大手データマッチング型と、個人経営(複数連盟加盟)の結婚相談所
  2. IBJメンバーズ(IBJのみ加盟の結婚相談所)と、個人経営(複数連盟加盟)の結婚相談所
  3. お見合い料がかからない結婚相談所と、お見合い料がかかる結婚相談所

成婚料は成婚が決まった結婚相談所にだけ払えば良いものなので、掛け持ちをするなら出来るだけ初期費用は少ないところがおすすめです。

では、次に実際掛け持ちをしてみて、生じるメリットやデメリットについて解説していきます。

結婚相談所の掛け持ちの注意点

結婚相談所の掛け持ちをする際に気になる点は、費用面以外にもあり、メリットとデメリットもお伝えしつつ、解説していきます。

会員の情報料が増える事によって知る厳しい現実

自分の希望や理想が高く、平均的なタイプでは満足出来ない人や、年齢的に焦っている女性などは、「会員数が多いかどうか?」という点は非常に重視する点でしょう。

結婚相談所を掛け持ちし、2つの結婚相談所に入ったからといって単純に会員数が2倍になるというものではないですが、会員数は確実に増えます

しかしながら、会員数が多ければそれだけ迷いも生じますし、当然の事ながら沢山の会員がいたとしてもお相手の気持ちもあるので、お会い出来る保証はありません

「沢山の会員の方にお申し込みをしてもなかなか成立しない」もしくは「沢山の会員がいるのにお申し込みがこない」といった現実を味わう事にもなり得ます。

会員数を増やすために結婚相談所の掛け持ちをするなら、「なかなかお見合いや交際が成立しなくても落ち込まない」「休みの日には婚活以外の予定を入れないで優先して活動する」といったガッツも必要です。

【会員数が増える事のメリットとデメリット】

メリット
  • 多くの独身会員の中から選ぶ事が出来る
  • 希望条件に合った対象者が増える
デメリット
  • 迷いが生じる
  • 多くの方に申し込みが出来る分、お断りも多くなる
  • 同時並行が増えて混乱しやすい
  • 時間、体力的に厳しくなる
  • 複数の会員システムを使うので、ルールが違っていたり、混乱しやすい。

複数の担当者に相談出来る事による混乱

結婚相談所の掛け持ちで、複数の人に相談出来るという事も魅力の一つでしょう。

男女や年齢での意見の違いもありますから、色々な人の意見を参考にしながら婚活を進めていくというのはとてもおすすめです。

ただ、自分の希望や結婚のビジョンがはっきりしていないと、他人の意見に左右されて疲弊する事にもなります。

結婚相談所の掛け持ちで、色々な人の様々な意見を聞き過ぎて、迷いが生じて迷走してしまう事にならないよう注意しましょう。

【複数の担当者に相談できる事のメリットとデメリット】

メリット
  • 男女や年齢での違いで、色々な人の意見を参考にしながら婚活が出来る
デメリット
  • 複数のアドバイザーの色々な意見に左右されたり、混乱しやすい
  • それぞれの結婚相談所でルールが違ったり、覚えるのが大変になる

連盟や協会が被らないようにする

結婚相談所のタイプでお伝えしたように、結婚相談所には連盟や協会といった各加盟結婚相談所が会員を共有している仕組みがあり、同じ連盟に所属している結婚相談所であれば全国の結婚相談所の会員ともつながる事が出来ます。

たとえば、連盟の「良縁ネット」は、総会員数は約38,000人ですが、この38,000人はIBJやその他の連盟にもダブって登録されている会員も多いので、単純に結婚相談所を掛け持ちしたからと言って38,000人の新しい会員が増えるという事ではありません。

良縁ネットは全国の結婚相談所をとりまとめたシステム

画像出典:良縁ネット開業募集サイト

すでに自分が入っている連盟が良縁ネットに加盟している場合は新たに掛け持ちをしても会員層が同じなので意味がないとも言えます。

会員システムについて

結婚相談所の連盟は、連盟共通の会員システムがあり、個々の相談所の枠を超えてお相手を選べる会員システムがあります。

この連盟で、同じ連盟に加盟している結婚相談所を掛け持ちをすると、お相手に掛け持ちをしているという事がバレるいう可能性もあります。

結婚相談所のシステム画面

画像出典:良縁ネット公式サイト

この連盟の会員システムでは、お相手の方が希望条件を入力して検索してヒットした人を見ています。

同じ連盟に加盟している結婚相談所でしたら、同じ会員システムに登録される事にもなり、つまり、検索した希望条件で同じ人が2人出てきたら複数に登録してる人なんだとわかり、疑問にも感じるでしょう。

あちこちに登録しているような人は避けたいと思う事になるでしょう。

結婚相談所の掛け持ちをする場合は、掛け持ちをする結婚相談所がどこの連盟に登録してるのかを事前に確認し、複数表示がされないように気をつけましょう。

最近では、大手のデータマッチング型も連盟に加盟し始めている傾向があるので注意が必要です。

プロフィール写真について

中にはあらかじめ同じ連盟サイトに登録されるという事がわかった上で、それぞれの結婚相談所で写真を変えて登録している人もいます。

婚活のプロフィール写真もどんどん精度が上がり、写真スタジオによってもそれぞれ魅力的な写真が撮れますから、あえて違う写真で登録して可能性を広げるという事も可能ではあります。

しかし、写真は多少違う雰囲気になっていたとしてもプロフィール内容が同じであれば同じ人だという事もわかる事になるでしょう。

結婚相談所の掛け持ちの活動期間は?

結婚相談所を掛け持ちしている方は、年齢的に焦っている方が多くこれ以上歳を重ねないうちに結婚を決めたいと思っている方が大半です。

でも、実際、結婚相談所を掛け持ちした事によって活動期間が短くなったかというとそうでもなく、先述してきたように選択肢が増える事で早く結婚相手が見つかるどころかどんどん迷走してしまう事にもなりかねません。

結婚相談所の掛け持ちをする場合は、半年なら半年、1年なら1年と、期限を決めて掛け持ちするのがおすすめです。

掛け持ちをする前の見直しリスト

結婚相談所の掛け持ちは料金が沢山かかってしまう事になりがちですが、お見合い料と成婚料のみの完全成功報酬型で続けらるようなところであればおすすめという事もわかってきました。

しかしながら、単に出会いの数を増やそうとするだけで結婚が早く決まるという事ではないという事は確実に言えます。

掛け持ちを考えた時には、下記に見直しのリストを挙げましたので参考にしながら、本当に掛け持ちをしないとうまくいかないのか?も考えていきましょう。

【掛け持ちをする前の見直しリスト】

  • いつまでに結婚したいのか?を明確にして、そのために婚活の時間を優先していけるのかを考える
  • 結婚相談所の連盟を知り、会員が被らない組み合わせを考える
  • 市区町村などが運営している無料の結婚相談所などにも登録してみる
  • 料金体系とそれに伴うサービス内容を知り、自分に合った活動を考える。
  • 「月会費」と「お見合い料」を計算して無理のない費用で活動出来るかを考える。
  • 出会いの数を増やす事だけでなく、他社に入会せずに受けられる単発の相談カウンセリングや、セミナーなどで自分自身のレベルアップも心がける
  • 既に入っている結婚相談所でプランの変更、プロフィール写真や内容の変更を検討する

まとめ

ひと昔前の結婚相談所のイメージはごく一部の人が利用するもので人知れずひっそりと活動するような場でしたが、今は結婚相談所も増えていて、それぞれに特色を打ち出していて魅力的ですよね

ただ、単に結婚相談所の掛け持ちをして出会いの数を増やそうとするだけではなく、一つ一つの出会いを大事にして、その出会いから成長していけるような姿勢を持つ事がお勧めです。

結婚相談所以外での身の回りの出来事や、人との関わりも振り返りつつ活動していけば掛け持ちをしてもしなくても失敗はないはずです。

結婚相談所の自分のプロフィール写真を新しく変えてみる事も結婚相談所の掛け持ちをする事以上の効果になり得ます。

結婚相談所のプロフィール写真の撮り方【男女別の服装のポイントや写真スタジオも紹介

「今すぐに出来る事」も見直しながら、貴重な時間を無駄にしない効率的な婚活をしていきましょう。