【見本あり】女性のお見合い写真の服装や髪型のポイント【20代・30代・40代年代別に解説】

婚活をスタートする際、また、お見合い話があった時に「お見合い写真が全て」と言っても過言ではありません。

お見合い写真は何はともあれ、男性から選んで貰える写真する事が大事です。

20代、30代、40代ではそれぞれ好印象になるイメージも違い、どんなに条件は合っていてもお見合い写真が良くなければお見合いにならない事はよくある話です。

お見合い写真の撮影同行に200回以上、成功するお見合い写真を知り尽くしている著者が、年代別の服装の見本も取り入れながら余すところなくお伝えしていきます。

服装でお見合い写真の良し悪しが決まる

まずは、お見合い写真でどんな服を着るのか？を考えなくてはなりません。

お見合い写真は静止画なので、一瞬の印象が重要で、服装の印象が強くなりすぎても逆効果となります。

特に服の色でかなり印象が変わります。

服の色見本で印象を考えてみる

服装の印象から男性がどんなイメージを持つかを常に意識するために、想像力も大事です。

以下はワンピースの服の色だけを変えた見本です。

服の色を変えただけなのにそれぞれの印象が違い、色によって大人っぽくも幼くも見えますね

それぞれの服の色の印象を一言で書いてみましたが、20代が地味な色を着ると更けた印象に、30代後半～40代の女性がピンクなどを着ると痛い印象になりがちです。

年齢別のお薦めの服装は後述しますが、全般的には、ブルーや紺は男性が着る分には良いですが、婚活をしている女性が着ると冷たい印象にもなります。

服の色での印象はかなり大きいので色を選ぶ際は慎重にし、色合いははっきりしすぎないくらいの優しい色合いがおすすめです。

首、手首、足首を見せるデザインにする

体型をカバーしたい、体型がわからない写真にしたいと思う人も多いですが、お見合い写真の服装で重要なのは「くびれ」です。

お見合い写真の服装のポイントは、ウエストのくびれはもちろん、手首や足首、デコルテの鎖骨のラインなどが綺麗に見えるか？です。

ただ細ければ良いというわけではなく、結婚を見据えた出会いではややぽっちゃりさんくらいが健康的で人気ですが、細い所は強調したメリハリのある服装がおすすめです。

メリハリが出ると色気も感じさせる事が出来ますが、過度な露出は厳禁です。

スカート丈は膝が隠れるくらいのものにします。

画像出典：表参道ステューディオ

スーツ・パンツ・セーターはNG

お見合い写真の服装で冬はないと心得ましょう。

セーターは着ぶくれして太って見えるだけではなく、前述した通り、首や手首を隠す事にもなり色気を感じさせません

寒くても多少は我慢、温かいインナーなどで工夫します。

女性らしい印象ではないパンツルックもNGです。

お見合い写真だけではなく、お見合いでもパンツルックは封印です。

男性ウケするかどうかだけではなく、パンツルックの時とスカートの時では意識や所作も変わってきます。

同様にスーツもカチッとしたイメージになり、ビジネスの印象になりがちです。

カーディガンは脱ぎ着もしやすく人気

セーターはNGですが、カーディガンは人気です。

インナーをノースリーブやフレンチスリーブなどのワンピースにした場合にさらっと羽織る形もおすすめです。

画像出典：「MISCH MASCH」

脱ぎ着がしやすいので、カーディガンを着たバージョンと脱いだバージョンと両方のお見合い写真を撮っておくのも良いでしょう。

カーディガンを羽織ってるかそうでないかの違いで印象も変わるので、バリエーションのあるお見合い写真も撮れます。

靴はどうしたら良い？

全身写真では靴も必須で、ヒールのあるパンプスがベストです。

全身写真を撮らない場合でも足元から綺麗にポーズを取る事が出来るのでヒールの靴を履く事をおすすめします。

お見合いでもヒールのあるパンプスを履きます。

パンプスを履きなれていないとお見合いで格好悪い歩き方になるなど、マイナスイメージになりますから、お見合い写真の時からヒールのあるパンプスでエレガントを装いましょう。

ペタンコの靴よりもヒールのある靴で細い足首が強調されていると男性もグッときます。

スタジオ写真かロケ写真かで服の色を考える

お見合い写真はスタジオ写真でプロに任せるのはマストですが、スタジオ写真なのかロケ写真なのかでもおすすめの服装は変わります。

白い服はレフ版効果もあり、ロケ撮影の自然の中では映えますが、白い背景のスタジオで白い服だと背景と同化してぼんやりとした印象になります。

また、ロケ撮影でグリーンを着て木々の中で撮ると同化してしまったり、柄が強い洋服を着るとがちゃがちゃした印象になります。

お見合い写真の服の色を選ぶ際には、スタジオ撮影かロケーション撮影なのか、スタジオ撮影の場合にはバックの色が選べるかなどを事前に確認しておきましょう。

【年代別】お見合い写真の服装見本

次に20代、30代、40代で年齢別のお見合い写真の服装を見本とともにアドバイスしていきます。

年齢によって無理のない服装でより良い写真にしていきましょう。

「20代女性」プチ色気を出す

20代女性は年齢だけでいうと他の年代の女性に比べてプロフィールを見て貰える確率は高いでしょう。ただ、その分、ライバルが多いのです。

20代は若いという事は当たり前なので、若さだけでない大人の色気を感じさせる服装がおすすめです。

【ノースリーブやフレンチスリーブで華奢な腕と色気をアピール】

二の腕にお肉がつきやすくなっている30代以降の女性に比べて、ノースリーブやフレンチスリーブで綺麗に腕を出せるのも20代のうちです。

画像出典：「Mimi-granT the shop」

部分的に肌を見せるプチ色気は人気です。

また、若いとほんとに結婚までの意識があるのかな？と思われがちなので、清楚なイメージも大事です。

髪色が明るいと、ロケ撮影などでは太陽の光も当たって茶髪のようになってしまいNGです。

髪色が明るい20代の方は黒髪に戻しておいた方が無難です。

「30代女性」頑張り過ぎない事

30代女性は前半と後半でも大きく違い、1歳違っただけで申し受け数が激減するほど勝負の日々となりますが、頑張り過ぎているような印象はマイナスです。

20代と張合ってるようなイメージになります。

30代女性の服装は、周りがワンピースが多い中で、カーディガンなどを着てあえて露出し過ぎない普通の服装がウケたりもします。

30代女性は、頑張り過ぎず自然体というのもキーポイントで、セーターはNGですがカーディガンはOKです。

とはいえ、紺、茶、グレーなどの地味なカーディガンでは事務のおばさんのようなイメージになってしまうので、オフホワイト、パステルイエロー、ペパーミントグリーンなどの柔らかく綺麗な色がおすすめです。

画像出典：アイルーチェ

ノースリーブやフレンチスリーブのワンピースにカーディガンを羽織るスタイルは二の腕を隠す事も出来るので、腕が太い方は一石二鳥です。

「40代女性」上品さが全て

40代は、IBJなどの会員システム上で20代や30代と比べられる事にもなり、とても厳しい状況です。

若々しく見せたいからと言って30代と変わらないようなファストファッションなどでは痛いイメージになります。

40代の服装はデザインはシンプルに、でも素材や色に拘りがあるような上質な物にしましょう。

【服装よりも髪や肌のツヤ感を意識】

40代は服装よりも、髪や肌のツヤ感を意識していく事が重要で、トップスに明るい色や光沢のあるものを持ってくる事で年齢が出やすい顔周りを明るくする事が出来ます。

肌にラメ入りのフェイスパウダーやボディパウダーなどをつけたり、髪にはとにかくツヤが出るようにツヤスプレーや日ごろからトリートメントをしておく事も重要です。

40代女性は、ロケ写真にする事で自然な光で髪にツヤが出たり、風でふわっと髪をなびかせられると印象もアップします。

画像出典：「ノールス」

アラフォーは自然現象など自力では出来ない部分も味方につけて乗り切りましょう。

好印象になる髪型・メイクのポイント

お見合い写真で服装はばっちり決まっていても髪型やメイクが残念な女性もいます。

髪型はゆるふわが人気

お見合い写真の髪型も男性はよく見ています。

男性がこぞって申し込みをする髪型は、セミロングでワンカール程度に毛先がふんわりしているもので、髪に天使の輪が出来ているなどツヤ感も大事です。

画像出典「hair jurer deux【ヘア　ジュレ　ドゥ】」

逆に人気のない髪型もあります。

メイクは派手過ぎても地味過ぎてもNG

メイクはノーメイクはもちろんNGですが、派手過ぎても男性から引かれてしまいます。

ただ、お見合い写真ではライトやレフ版が当たり、通常のメイクより多少濃いくらいでも大丈夫ですが、血色やツヤを意識して全体的に健康的なイメージにします。

全体的に「控えめな優しいイメージ」にする事がポイントで、きりっとしたメイクは強いイメージになりお見合い写真では敬遠されます。

まとめると以下のようになります。

男性に選ばれるお見合い写真の撮り方

お見合い写真の服装やメイク、髪型の準備が整ったら、次は撮影です。

男性ウケが良いポーズがポイント

お見合い写真の撮影では、角度やポーズも重要です。

【ウェストのくびれがわかるポーズ】

お見合い写真では顔だけではなく、ウエストのくびれがわかる写真にします。

肘に角度をつけてウエストを見せるような撮り方がおすすめです。

ウエストを見せる事で女性らしいバストのラインも強調出来ます。

画像出典「フォトスタジオ エアライツ」

【顔の近くに手を持ってくるポーズも人気】

顔周りに手を持ってきたポーズは可愛く見えます。

いわゆるぶりっこポーズと言われているポーズなども顔の近くに手を持ってきていますね、女性からはあざといと思われるポーズでも男性から見るとわかりやすく可愛いと思えるものなのです。

お見合い写真のポーズでもやり過ぎない程度で取り入れていくと良いでしょう。

画像出典：「スタジオ728」

全身写真も用意して差をつける

お見合い写真は、上半身の写真と全身写真も用意するのがベストです。

結婚相談所のシステムではたいてい2枚以上の写真が掲載出来るので、1枚目は上半身の写真、2枚目は全身写真にする事をおすすめします。

全身写真を撮る事により、全体の雰囲気もわかり、スカートやパンプスの足元で女性らしさの強調も出来ます。

昨今のIBJなどの結婚相談所の男女比では男性が少なく、女性が余っている現象が起きています。

こちらの記事「IBJで申し込みが来ない理由」にも書いていますが、お見合い写真の掲載を1枚だけではなく全身写真などの複数を載せる事で申し受けが増えたり、こちらから申し込みをした場合にもお見合いが成立しやすくなります。

画像の修正は明るさのみに

いくら良い写真でないとお見合いが出来ないとは言え、修正をしてよく見せる事はＮＧです。

今はスマホのカメラアプリを使えば、自分でも簡単に写真の修整が出来てしまう時代ですが、その後に実際に会う事も考えて、「奇跡の一枚」になってはいけません。

写真の明るさや多少肌質を変えるくらいは許容範囲ですが、顔のラインや目の大きさを変えるなどの形まで修正する事は絶対にやめましょう。

実物と違い過ぎるお見合い写真は、男性からがっかりされるだけでなく、クレームにも繋がります。

女性のお見合い写真にお薦めのスタジオとその理由

せっかくのお見合い写真なので写真の出来栄えにも拘ります。

自撮りはNG

お見合い写真は、自撮り写真、スナップ写真はNG、必ず写真スタジオで撮影しましょう。

お見合い写真をプロのカメラマンに撮って貰う事で出来映えが良いという事だけではなく、結婚に対する真剣な気持ちも伝わります。

さらに、写真スタジオならどこでも良いのかと言えばそうではなく、写真スタジオによっても大きく差が開きます。

街の写真館は、レトロな仕上がりになり結婚相談所のお見合い写真では人気がありません。

昔ながらの台紙に貼られているようなお見合い写真を用意するのでなければ、宣材写真などのプロフール写真を得意としている所に行きましょう。

詳しくはこちらの記事「婚活のプロフィール写真にお薦めのスタジオ」でも解説しています。

お見合い写真の撮影に同行して貰う

結婚相談所のお見合いであれば提携している写真館に担当者が同行してくれる場合もあります。

お見合いを知り尽くした結婚相談所の仲人さんに同行して貰うのがベストです。

第三者の客観的な目線も大事です。

また、お見合い写真の髪形やメイクは写真スタジオだと、雑誌などの作品のような出来映えになってしまうケースもありますが、同行してくれる担当者がいれば、華美になりすぎる場合に間に入って交渉もしてくれます。

結婚相談所を選ぶ際にはお見合い写真に同行してくれるかなども確認しておくと良いでしょう。

結婚相談所の選び方や見るべきポイント

撮り直しをしても良い

活動が長引いてしまった場合や、最初に撮影した写真が気に入らない場合には撮り直しを検討してみても良いでしょう。

その場合ももちろん自撮り写真などは誠意が伝わりづらいのでやめましょう。

写真の撮影代や変更代がもったいないからとイマイチな写真のまま活動をしていて、時間が経ってしまっていてはそれはそれでとてももったいない事になるのです。

婚活で年齢を重ねてしまうと不利になり、ますますお見合いが組みづらくなります。

婚活の時間を短縮する意味でも登録写真の良し悪しは重要です。

写真サイズも熟知、受け渡しもスムーズ

お見合い写真のサイズは、L版サイズで、縦127ミリ横89ミリのものが一般的です。

結婚相談所に提出するお見合い写真のサイズがたいていこのL版サイズになります。

但し、昨今の結婚相談所はオンライン化されている所が多く、お見合い写真の提出もデータの受け渡しとなっている所も増えてきているので写真のサイズはそう気にする必要はありません。

お見合い写真に長けている写真スタジオなら写真サイズも把握してくれています。

写真スタジオによってはオプション、またはサービスで台紙に貼られたお見合い写真を用意してくれる事もあります。

東京のお薦めのスタジオ一覧

以下にお見合い写真で人気の写真スタジオを一覧にしました。

写真スタジオは地方にもありますが、東京に集中しています。

東京の中でも表参道や恵比寿などのおしゃれなスポットにあるので気持ちも上がりますし、沢山の写真スタジオがあるので競い合ってレベルが高く洗練されています。

地方に住んでいる人もわざわざ日帰りで撮影に来る人も多くいます。

スタジオ名	住所	電話番号
アイルーチェ	東京都渋谷区恵比寿南2-1-12サトウビル４B	03-6876-1789
表参道ステューディオ	東京都渋谷区神宮前6-17-11 JPR原宿ビル地下1F	03-6450-5291
タクミジュンメイクアップスタジオ	東京都港区南青山3-14-15川俣ビルB1F	03-57704755
スターメーカースタジオ	【新宿店】 東京都新宿区歌舞伎町2-46-7第3平沢ビル2Ｆ	03-3204-3600
	【渋谷店】 東京都渋谷区宇田川町32-12　アソルティ渋谷7Ｆ	03-6416-0977
	【池袋店】 東京都豊島区東池袋1-22-5 Sankee building3F	03-3980-2258
T2スタジオ	東京都渋谷区恵比寿1-1-7 TKビル3F	03-6450-2280
STUDIO250	東京都渋谷区代々木1-39-11 MFPR代々木タワー2F	03-6413-0025

まとめ

今回はお見合い写真に特化した服装や撮り方について解説してきました。

昔はお見合い写真と言えば、台紙に貼られて着物などを着ているものでしたが、今はもっとカジュアルで写真から伝わるお人柄も重視されています。

服装、髪型、メイク、撮影するシチュエーションなどを年代ごとでも細かく考慮します。

たった1枚の写真ですが、そこから結婚への出会いに繋がるものなのです。

より良いお見合い写真が撮れたらモチベーションもアップし、前向きに婚活を頑張れたという人も多いのでここは抜かりなく準備をし、挑んでいきましょう。