お見合いをして双方がOKとなった場合、交際となりますが、お見合いからの交際は、交際といえど、まだまだスタートラインです。
お互い結婚を目的として会っているので、「お相手が結婚にふさわしい人なのかを考えながら会っていく期間」になります。
また、人によっては他にお見合いの話があったり、同時進行で進めている場合もあります。
いわばジャッジもしながら会っていく事でもあり、一語一句や些細な行動も重要になってきます。
言葉遣いや態度、服装などの身なりがお見合いとギャップがあったり、距離感を間違えてしまうと即お断りになってしまう事も・・・。
今回はお見合い後からの初デートがうまくいく攻略を考えていきます。
お見合い後の流れ
結婚相談所のお見合いであれば、結婚相談所によって多少違いがありますが、以下のように仮交際と呼ばれる同時並行が出来る期間と1人に絞った真剣交際(本交際)という期間があります。
お見合い後の次につなげるかどうか?の返事
お見合いの返事は早いに越したことはありません。
迷っているならもう一度会って考える事をおすすめします。
会わずに悩むより、もう一度会ってから悩む方が納得も出来るはずです。
特に女性は迷っている場合が多いですし、お見合い後の返事が早い方が好印象につながり、お相手も同じように迷っていた場合でも交際成立につながりやすくなります。
お見合い後、お断りをしたい場合には、お見合いの断り方を紹介者別にをまとめた記事で詳しく解説しています。
お見合いの上手な断り方・文例などのまとめお見合い後に初めてする連絡はメール?電話?
お見合い後の連絡はメールよりも電話で、お礼も兼ねて「声で」コンタクトをする事がおすすめです。
結婚相談所でお見合い後の初コンタクトは「ファーストコール」と呼ばれています。
あまり遅くならないような時間の夜の8時か9時頃に連絡を取り合う場合が多いのですが、結婚相談所のサービスでは、事前に担当者同士で都合の良い時間を聞いておいてくれる事も多いので、ぜひ活用しましょう。
ファーストコールでは次の初デートの日時を決めるものとし、長電話にならず、くだけすぎすで話しましょう。
男性に多いのですが、ファーストコールで馴れ馴れしく話しすぎてしまい、女性側から「もう会う気がなくなりました」といった事になってしまう場合も・・・。
お見合い後はまだ彼氏彼女ではありません、勘違いしないよう気をつけましょう。
お見合い後のメールについては次項で詳しく解説します。
お見合い後から初デートまでの期間はどのくらい?
お見合い後から初デートまでは一週間以内がおすすめです。
たとえば週末にお見合いをした場合には、翌週の週末に初デートが理想的です。
実際、お見合いから一週間以内にデートが出来たカップルはその後も上手くいくと言われています。
ここで一週間以上期間が空いてしまったカップルはほぼ上手くいきません。
結婚に繋がったカップルの殆どがお見合いの一週間後までに初デートをしていたと答えています。
結婚相談所でのお見合いは、人によって同時期にお見合いが重なっていたり、同時並行で交際をしている場合があるので、なかなか初デートが出来ていない場合、「他に相手がいるんだろうな」「他の人を優先されたんだろうな」などと勘ぐってしまって気持ちが冷めてしまいがちです。
まさに「鉄は熱いうちに打て」です。
お見合い後一週間以内での初デートがうまくいく鉄則だと心に留めておきましょう。
お見合い後のメールの3つのポイント
お見合い後のメールでは、次の予定を決められるようにします。
とはいえ、いきなり「次はいつが空いてますか?」と、本題に入る事や、長文をダラダラと送る事はNGです。
下記の3つのポイントを押さえて、スムーズに次のデートにつなげていけるようにしましょう。
お礼・お相手への「気遣い」をする
まずは、お見合いのお礼やお相手を気遣う内容から始めましょう。
- 「今日は貴重なお休みの中、ありがとうございました」
- 「無事に帰られましたでしょうか?」
こうした感謝の気持ちや謙虚さは、お見合い全般で常に忘れずにいましょう。
お見合いの「感想」を入れる
さらに、お見合いで「お相手に対して抱いた感想」について触れてみます。
お見合いで話した内容は、緊張して何を話したか覚えていない場合も多いと思いますので、簡潔で構いません。
お相手のどのあたりが気に入ったかなども率直に伝えれば、お相手の自信にもつながります。
- 「楽しくお話させていただき、時間もあっという間でした。」
- 「緊張していましたが、〇〇さんの笑顔のおかげでリラックスする事が出来ました。」
また、お見合い場所やお見合いでの出来事なども良いでしょう。
- 「ホテルのクリスマスツリーのオブジェ、綺麗でしたね」
- 「新宿御苑の緑が窓から綺麗に見えて眺めも良かったですね」
- 「雨でしたがその分、静かに落ち着いてお話し出来たように思います」
これらの内容は、共通の想いを持つ事が出来るという事につながるのです。
心理学でも「人は共通点があると好きになりやすい」という心理的効果があると言われています。
「共通の想いを持つ事」も意識的にしてみましょう。
次回の「約束」をする
具体的な行く場所やお店を決める際は、電話で決める方がコミュニケーションが取りやすくてベストですが、電話は仕事中という事もあります。
先にメールで連絡をして、電話をしても良い時間を確認をしてみるのもおすすめです。
メールの内容では、お見合いで話した会話で、「もっと知りたい」という内容なども伝えると、次のデートの約束にもつながりやすいはずです。
- 「話してた〇〇が食べられるお店、行ってみたいと思っています。」
- 「〇〇のお話、あれから興味を持ってちょっと調べてみたんですけど、もっと詳しく聞いてみたいです。」
こうした次につながるような提案は積極的にしてみましょう。
お見合い後の初デートのポイント
時間は長時間にならないように
初デートで長時間になる事はおすすめしません。
お互いまだ慣れていないので、気を使って疲れてしまう事もありますし、初デートでの時間は3時間程度、ランチをして近くの公園か遊歩道を散策する程度が良いでしょう。
散策と言ってもランチをした場所から最寄り駅までの道のりか、ちょっと寄り道する程度で長い時間にならないようにします。
次につなげていくためにも余韻を残し「まだちょっと物足りないかな?」と思う程度の時間がおすすめです。
男性が早い時間でデートを終了にする事で紳士的なイメージにもなります。
場所は決めておく
初デートはランチがおすすめです。
場所はお互いが出やすいあたりで考えましょう。
まだお互いが慣れていない段階で沢山歩くと疲れてしまいます。
「お店を決めてなくてお店を決めるのに沢山歩きまわった」なんて事は初デートでは絶対にNGです。
お店は必ず決めておきましょう。
会話は相手の様子を見ながら
初デートではお見合いとは違って多少くだけた感じになっても構いませんが、急にお相手との距離感を縮めようとする事は禁物です。
まだまだお見合いの延長のような感じで礼儀正しくしていきましょう。
そんな中でもこれからの結婚に向けて会話を中心にしていけるデートがおすすめなので、話があまり出来ない映画などは避けた方が無難です。
お見合い後の初デートでも、お見合い会話の注意点と同じだと捉えて以下の記事で復習しておくと良いでしょう。
お見合い会話で気をつけたい事は?会話例やタブーも解説食事はランチが無難
初デートでの食事はディナーではなく、ランチがおすすめで軽食程度です。
男性は事前に女性の好き嫌いもリサーチし、ランチでも予約しておく事がベストです。
予約が出来ないお店の場合、たいていランチの営業は11時30分からというところが多いのでオープン時間の11時30分を目指してお店に向かうようにすると良いでしょう。
お会計は男性が全部出す方がスマートです。
2人で1万円のお店で割り勘にするよりも、2人で5000円のお店で男性が全額出す方が良いでしょう。
女性も最初から高いお店に行きたいと思っていませんし、高くなくてもご馳走してもらえる方が好感を持ちます。
食事に関しては男性がご馳走し、女性はクッキーやタオルハンカチなどの手土産などでお返しをしていく事がおすすめです。
服装はお見合いとのギャップに注意
初デートの服装も重要なポイントです。
男性はお見合いではスーツの場合が多いと思いますがスーツとのギャップがあるという事も初デートでお断りがきてしまう原因になります。
女性が初デートで男性を意識してみるポイントは、会話やデートプランを抜いて、服装が一位という結果も出ています。
カジュアル過ぎず、男性はジャケット+パンツのジャケパンや清潔感のあるものにしましょう。
次のデートの約束も忘れずに
初デートでは2回目のデートの約束もして次につなげていきます。
とはいえ、デートの最初の方からあまり次のデートの話題を出すとがっついているイメージになりかねません。
会話をしていく中でさりげなく次に行ってみたいところ、食べたい物などの話題につながるようにして、自然な流れで次の約束が出来るのがベストです。
初デートから2回目のデートへの流れがスムーズにいくとその後の交際もスムーズに進むでしょう。
初デート後のメールでのフォローも大事
初デート後のメールは「すぐに」送る事が重要です。
女性はごちそうになっている場合、別れた後すぐに帰りの電車でお礼のメールを送りましょう。遅くても翌日にならないうちに送りましょう。
初デートで男性からお断りをしてしまう理由で、最も多いのが女性の反応やリアクションがイマイチだった事です。
食事に関しても「ごちそうするのはいいのだけど、お礼の連絡がこなかった」もしくは、「お礼の連絡が遅かった」という事でお断りしてしまう男性はとても多いのです。
男性は表向きはわかりづらくても自尊心が高いはずですし、初デートでまだ自信がない男性も多いので、女性はぜひすぐにお礼のメールを送ってあげてくださいね。
男女共、デート中は緊張していてなかなか気持ちも伝わらないもの、初デート後すぐのメールで、「今日はとても楽しかったです」という内容を送り合う事で、良い印象を残せます。
初デート自体は、そこまで楽しい印象が残ってなかったとしても、初デート後のメールしだいで挽回も出来ます。
お見合い後の交際の注意点
メールの頻度は?
交際がスタートしたら一日一回はメールのやり取りをしていく事がおすすめです。
長すぎず、スマホの一画面でおさまる程度で、次のデートの予定を決めるためのやり取りだけでなく、日々の労いや雑談なども交えましょう。
絵文字やスタンプも程よく使ってアクセントになり、気持ちも伝わりやすいですが、沢山使い過ぎるのも逆効果です。
お見合い後の交際・キス
お見合い後の初デートではまだ手もつながず、お見合いの延長と捉えた方が良いでしょう。
結婚相談所では、キスに関しての規約はありません。
手をつないだりキスをすることはお互いの愛情確認のスキンシップになり、交際が進展するという考え方もあると思いますが、まだ初デートやお見合い後で間もない時期にはしない方が良いでしょう。
本交際(真剣交際)呼ばれる期間に入ればキスは暗黙の了解といったところもありますが、お互いの距離感、タイミングで考えていきましょう。
こうした距離感やタイミングは、結婚相談所によってはルールがあり、そのルールを知らないとトラブルにもなり兼ねないので、自分がどの婚活に当てはまるかは必ず把握しておきましょう。
結婚相談所の真剣交際の流れや期間について解説男女の思考の違い
男女では思考の違いがあります。
この男女の思考を違いしているか否かでお見合い後の初デートや交際がうまくいくかどうかに一番重要になってくる部分といっても過言ではありません。
お見合い後、「また会いたい」となった場合、男性はお相手女性にすでに恋愛とも言えるような感情を持っている方も多いですが、女性は「嫌な感覚はなかったのでまた会ってみようかな?」程度にしか思っていない方も多いのです。
女性はお相手男性に好意を持つまでに時間がかかります。
お見合い後の初デートは女性にとっては、まだまだお相手の事はわからない段階の「観察期間」とも言える期間です。
これは男女の思考の違いなので、男女でこの温度差がある事を意識し、男性はお見合い後の初デートは「接待」くらいの気持ちでのぞみましょう。
無理に好かれようとせず、まずは嫌われない事だけに注力し、女性の観察期間をクリアしましょう。
女性も男性を減点法で見る事なく、「ほめ上手・喜び上手」となれば男性から大事にされるようになります。
まとめ
お見合い後の初デートを突破できると2回、3回とデートを重ねることが出来る方が多いのですが、初デートでお断りになってしまう方も半数以上と言われています。
最初のデートでは距離感を間違えないようにし、時間は長くなくて良いので、お見合いから間をあけずに出来るだけ早く会う事が重要です。
「仲人型の結婚相談所」ではお見合い後の初デートの注意点など具体的なアドバイスをしてくれたり、初デートでお断りになってしまった場合でも理由を聞き次に活かしていく事も出来るので、効率良く結婚を決めていく事が出来ます。
結婚相談所で結婚出来ない人の傾向や特徴をまとめた記事では、男女別で意外なお断り理由や、スペックの高い男性や美人な女性も決まってない理由も解説しているのでこちらも合わせて読んでおく事をおすすめします。
結婚相談所で結婚できない理由【対策を男女別に解説】