結婚相談所に入会しても結婚が決まらず退会してしまう人もいます。
一方、結婚相談所に入会してすぐに良縁に恵まれる人もいます。
結婚相談所ですぐに決まる人とそうでない人との違いは何なのか?
また、結婚相談所で活動してすぐ決まる人と、結婚相談所以外での婚活、「ネット婚活や婚活アプリ」といったほかの婚活でうまくいく人との違いもあります。
今回は、結婚相談所で結婚がすぐに決まる人の特徴について徹底解説します。
結婚相談所の出会いの特徴
結婚相談所の出会いではお見合いが主流です。
お見合いでは、先にプロフィールを見て、双方がお会いしたいとなった場合のみ1対1で対面でお会いするものです。
対面でお会いするので、第一印象が大事なのですが、その第一印象を作っているのは日頃の姿勢も影響しています。
また、婚活アプリや婚活パーティーとは違って、きちんと公的書類も出して活動をするので、結婚への意識が高い人たちが多いのですが、その結婚への意識の高さが逆に悪影響につながる事もあります。
「結婚出来なかったらどうしよう」といった不安感が強くなってしまい、自分の気持ちで自分を追い込んでしまっている人もいます。
こうした傾向をさらに解説しつつ、結婚相談所ですぐ決まる人についてまとめました。
結婚相談所ですぐ決まる人の特徴7選
認められて育っている人
結婚がすぐ決まる人は、その人のお育ちも関係しているのですが、それは単なる家柄や学歴ではなく、「認められて育ったかどうか?」です。
認められて育った方は認めて貰うために見栄や、過剰なアピールをする事がありません。
自分の価値を相手に求める事もしないので、自然体でとても素直なのが特徴です。
【結婚に対するイメージの影響】
認められて育った人は、結婚に対しても前向きで「いついつまでに」といった期日や、「結婚したらこういう生活がしたい」といった具体的なイメージを持っている方が多いのです。
結婚へのイメージが結果に大きくつながります。
イメージに引っ張られるので、身内に離婚している方がいたり、親が喧嘩ばかりしていた家庭に育ったなど、結婚について良くないイメージを持っているとどうしても良くない事が起こります。
潜在意識と顕在意識という言葉もあるように、無意識にも結婚や婚活について良くないイメージを持っていれば、潜在意識に影響しています。
ご自身が幸せな家庭で育っていたり、周りに結婚して幸せになっている人を見ている人は結婚する事が大変だとも思わないので、出会いさえあればすんなりすぐに結婚していく方が多いのが特徴です。
結婚後を意識した生活が出来ている人
結婚したくて結婚相談所に入会しているのだから「結婚する」と決めて活動しているはずですが、意外と結婚する事じたいに迷いが生じている人は少なくありません。
本当に結婚したいのかわからない、もしくは、自分が結婚するイメージもわかないまま、「この歳だからとりあえず婚活しなくちゃ」「周りが結婚し始めてるから婚活しなくちゃ」といった具合で、自分の気持ちよりも、年齢や世間体の方が優先している方も多いのです。
イメージはとても大事で、また、イメージをするだけでなく、実際に結婚を意識した生活(行動)をしていく事が大事です。
お笑い芸人「森三中」の村上さんは.「結婚前、結婚をしたいと思っていたので一人用の食器を買わず、家族分の食器を揃えるようにしていた」という事をテレビで言っていました。
まだ結婚相手に出会う前だったようですが、そうした心意気が引き寄せたのか、その後まもなく今のご主人と出会えたそうです。
村上さんは料理も得意でテレビで披露していますが、料理などの家事も今は全然していないのに「結婚したらちゃんとしよう」と思っている人は今のうちからすぐにやっていきましょう。
【家事力について】
今は共働きが当たり前になった時代、結婚相談所で活動している女性は忙しく仕事をしているので、出会いの機会がなかったという方が大半です。
そして、結婚後も出来れば仕事は続けていきたいというキャリア女性も多いので、家事が出来る男性はモテますし、決まりやすくなります。
また、結婚相談所のプロフィールでは一人暮らしか否かがわかるので、実家暮らしの方よりも一人暮らしの方の方が自立出来ているイメージにつながり、お見合いになる確率が高く、結婚も決まりやすい傾向にあります。
実家暮らしの人は婚活の一環として一人暮らしをしてみるのも結婚を決めるための秘策かもしれません。
「結婚が決まったら家を出るのだから今から出るのはもったいない」
「一人暮らしをしてしまうと結婚が遠のくのでは?」
と思う方もいるかもしれませんが、一人暮らしをしてみる事で結婚観も明確になって結婚がすぐに決まる事もよくある事です。
一人暮らしをした出費が多少無駄になったとしても、結婚が決まらず年齢を重ねてしまうよりも良いかもしれません。
いずれにしても日々の心持ちが大事だという事です。
「人」が好きな人
これは結婚相談所に限らずでモテる人の特徴なのかもしれませんが、「人」が好きな人は結婚相談所でもモテます。
逆を言うと、普段から人と接する仕事をしていなかったり、趣味が「読書」、「ゲーム」、「バイク」、「車」など、1人で完結出来るようなものが好きな人、ペットを飼っている方などは人と接する事好きではなかったり苦手という傾向があります。
普段から人とあまり関わってない方はどうしても人に興味が持てません。
人に興味を持てない人は、お見合いをしていてもどこかで仕方なくやっているというような、自分の意思ではない感じが出てしまっています。
そうなると、お相手の良いところも見つけられず、盛り上がらないので次にまた会いたいとはなりません。
普段から人が好きで、人懐っこい方は自然と笑顔も多く、好感が持たれます。
人が好きな人は、結婚相談所の担当者とも良い人間関係を築き、コミュニケーションが取れているので、希望や理想に合った人を紹介して貰いやすくなります。
捉え方がポジティブな人
結婚相談所での活動では、毎回違う人に会っていく事にもなりますし、様々な場面で色々な事が起こります。
そうした中での捉え方は人それぞれで、「どういった捉え方をするか?」で、すぐに結婚が決まる人なのかそうでないのかに分かれます。
【婚活が長引いてしまう人は?】
婚活が長引いている人は、婚活でうまくいかなかった事をネチネチと引きずっている人が多いです。
見た目や条件も良いのになかなか結婚が決まらない人はこうした傾向があります。
一つの物事にも見る角度によって変わるように、婚活で同じ出来事でも人によって見方が違っています。
当然の事ながら、ポジティブな捉え方が出来る人はうまくいかない事があっても気持ちを切り替えていけるので長引きません。
たとえば、結婚相談所のお見合いはホテルのラウンジで行われる事が多いので、土日のお昼前後のホテルのラウンジはお見合いらしき人でいっぱい、周りを見渡すと自分と同じようにお見合いをしている人ばかり・・・というシチュエーションになる事もあります。
そんな時にどういった捉え方をするかで変わってきます。
【周りを見渡すとお見合いしている人だらけだった場合】
- 「周りの目が気になるから嫌だ」
- 「自分と同じように頑張っている人がこんなにいるんだ!素敵な人も多いし、自分も頑張ろう」
上記の場面ではあなたはどちらでしょうか?
前者は、「嫌だな」と思う気持ちは表情に出していないつもりでも、オーラとなって伝わっています。
後者のように自分もがんばろうと励みに思えるのかどうかは、本人の捉え方次第です。
また、結婚相談所が主催している複数の参加者が集うお見合いパーティーなどの場面でも捉え方次第です。
- 「全然良い人がいなかった、今日は無駄になった」
- 「希望のお相手はいなかったけど、同性の方を見る事が出来たのは勉強になった。同性の参加者の服装や自己紹介の仕方などが参考になったので、これからの自分にも活かしていこう」
せっかくお見合いパーティーにも参加したのに、良い人がいなかった場合はがっかりするでしょう。
でも、同じお見合いパーティーに参加していても何も得ようとしない人と、何かを得て次に活かせる人がいます。
たとえすぐに希望の相手とマッチングにならなくて、うまくいかなかったとしても何かしら次に活かせようとする姿勢のある方は結婚がすぐに決まる人の特徴です。
気持ちの切り替えが上手な人
結婚相談所ではたいてい、先にお相手のプロフィールを見て双方がお会いしたいとなったらお見合いです。
その際、プロフィールで思い描いていた人の印象と違っている場合もあります。
そんな時にも特徴が出て、下記のような2パターンの反応があります。
- 「もう、どうしてこんな人ばかりなの!」「プロフィールの写真、良く撮れ過ぎ!実物と全然違う!詐欺だ!」
- 「どんなお相手が来ても今の自分に意味がある人。出会えたお相手に感謝の気持ちを持ってまた頑張っていこう」
この2者の違いにはお人柄が出ていますね、後者は謙虚さが感じられます。
また、自分が理想としていた人と違っていても、柔軟性や臨機応変さがあれば、思いがけないご縁につながる事もあります。
お見合いで出会ったお相手に一喜一憂し過ぎず、淡々と活動していける方とではその後の結果で雲泥の差が出ます。
中には、文句や悪口を友人に愚痴ったり、婚活ブログやSNSなどにも誹謗中傷を書いたりしている人もいます。
そういった方は表情やしぐさに「怒りのオーラ」も出てしまっているはずで、自分では表に出していないつもりでもお相手に伝わってしまっているでしょう。
特にエリート男性など仕事が出来る男性やお人柄の良い女性などは、そういった悪口や文句を言う方を瞬時に察する能力があります。
人は似たもの同士がくっつきますので、お相手の悪い所をジャッジばかりしていると、自分もジャッジされてしまう事になります。
客観的な視点でおしゃれが出来ている人
お見合いで服装や髪形に気を遣い、女性はメイクなども工夫していくなどの努力は必須ですが、その際、「自分の好みよりも異性からの視点でおしゃれが出来ているか?」といったところも重要になってきます。
自分が好きだからといって年齢不詳のヒラヒラふわふわしたフリルやリボンなどが沢山ついたファッションをしたり、男性もカジュアル過ぎるルーズな格好や、個性的過ぎるファッションは敬遠されます。
自分が好きかどうか?よりもお相手からどう思われるかを念頭に置いておしゃれをしていける方は結婚が決まりやすい人です。
自分が今までしてこなかったファッションやおしゃれをしていくのは素直にならないと出来ない事とも言えます。
「素直さ」は婚活でとても重要なところで、「素直になって変化を楽しめるような人」は、キラキラと輝いたオーラを放ち、周りからも注目されます。
具体的にどんな洋服を着たら良いかわからない方は、30代40代別のお見合いの服装についてまとめた記事ではNG例も含めて具体的に紹介しています。
【詳しくはこちら「お見合いの服装例を30代・40代に分けて解説 ~女性版~」】
感謝の気持ちを持っている人
色々と書いてきましたが、全てにつながっていくのが「感謝の気持ち」です。
結婚相談所にお金を払って入会しているのだから、希望のお相手に出会えるのは当たり前といった感覚で、思うように出会えないと文句を言う方も少なくありません。
また、お見合いを何回かしていると断ったり断られたりする事も当たり前になってきて、謙虚さや感謝の気持ちが薄れてきます。
お見合いで断られた場合、「相手からお見合いを申し込んできたのに!」「申し込みがきたから会ってあげただけ」といった負け惜しみのような事を言う方もいますが、結婚がはやく決まる方は決してこのような事は決して言いません。
こちらからお申し込みをしてもお相手からお申込みを受けても、お見合いが成立した時点で、沢山の会員の中から出会えた二人なのです。
そのお相手に対して、感謝の気持ちを持ってお見合いに臨むことはとても大事で、その気持ちはすぐにお相手にも伝わります。
さらに、自分がお断りする場合にも好印象を持って貰えるよう努力すれば、お相手の担当者にもすぐに伝わり、他の会員の方を紹介して貰える事にもつながるのです。
お相手本人だけでなく、担当者も味方につける事ができる人は、ご縁を引き寄せるのが早いのです。
もちろん相性もありますから必ずしもまたお会いしたいとはならなくて良いのですが、お相手に感謝の気持ちを持って誠実に対応していれば悪い印象にはならないはずです。
当たり前のようでここがなかなか出来ていない人も多いのです。
異性と接したりお見合いの会話に自信がない方、お見合いで何を話していいかわからないという方にはお見合い会話のノウハウをまとめた記事があるので、こちらをぜひ参考にしていきましょう
【詳細はこちら「お見合い会話のアドバイス ~具体的なおすすめ例やタブーも解説~」】
まとめ
結婚相談所で結婚がすぐ決まる人は、意外にも若さやルックスの良さ、高学歴、高年収といったところではないというのがわかってきたのではないでしょうか?
もちろんそういった好条件があればお見合いはしやすいです。
しかしながら、お見合いを沢山していてもなかなか結婚が決まらない人は多く、お見合いが出来る事と結婚が決まる事がイコールではありません。
むしろ好条件でお見合いがしやすい人ほどつい驕りが出てしまったり、どんどん高望みになってしまったり、迷いが生じて決められなくなる人が多いのです。
結婚相談所で結婚がすぐ決まる人は、結婚に対する「意識」や「イメージ」の違いがあります。
結婚相談所での出会いは日常の生活だけでは出会えなかった貴重な機会だという事や、時間は無限ではない事を忘れずに。
捉え方を変えて、自分の意識も変えていきながら、今出会えたご縁を大事にしていこうとする方が結婚相談所で結婚がすぐに決まる方の特徴です。
こうした婚活をしていきたい方は、大手のデータマッチング型よりも「仲人型」と呼ばれる結婚相談所がおすすめです。
結婚相談所選びを間違えると貴方の良さが出せないままだったり、せっかく出会えたのにお相手は結婚への意識が高くない人だったりする可能性もあるので注意が必要です。
【詳しくはこちら「結婚相談所選びのポイント ~データマッチング型と仲人型の違い~」】