合コンなどでは良いなと思う人に出会ってもなかなか年収まではわかりません。
でも、結婚はお相手の「年収」が気になるのが本音ではないでしょうか?
結婚相談所は、数ある婚活や出会いを斡旋するサービスの中でも、男性の年収証明が必須です。
結婚相談所では、出会う前からお相手男性の年収を把握できるので、結婚相談所を利用するメリットとして挙げられる一つになります。
今回は、結婚相談所の活動に関わる年収について詳しく解説します。
【女性向け】男性を年収で選ぶ際の注意点
女性が結婚の条件に男性の「年収」を重要視したいのであれば、結婚相談所での婚活がおすすめです。
ただ、高い年収を求めるのであればその分の年齢差も考えなくてはならないので、そのあたりも詳しく解説していきます。
年収と年齢差の関係性
年収は「お相手との年齢差」についての法則があり、「女性との年齢差×100が男性年収」です。
【女性との年齢差×100が男性年収】
年収1000万円の方と結婚したいなら、10歳差
900万なら9歳差
800万なら8歳差
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このような具合で、女性が年収の高い男性を望むなら、それに比例した年齢差も考えていきましょう、というものになります。
男性も、一回りくらい下の女性にお申込みをするなら、1200万円くらいの年収が必要という事も言えます。
これはあくまでも傾向ですが、実際に結婚相談所で結婚が決まったカップルはこの法則に当てはまった結果のケースが多く見られます。
ただ、今の年収だけではなく「これからも安定して得られるかどうか?」といったところも見極めていく必要があります。
仮に年収800万円の男性を希望して婚活が長引いて年齢を重ねて不利になってしまうより、30代前半までに自分と同じくらいの400万円くらいの男性とはやめに結婚して、はやくに子供や家を持って幸せに暮らしている方も多いのです。
年収の高い男性は「申込みをしていない」場合が多い
以下は女性の申込みと申し受け(相手から申込みを受ける)イメージです。
昨今の結婚相談所は男女比率で女性の方が多いため、年収の良い男性は申込みをしなくても申し受けが沢山くるのでその中だけでお見合いが出来ます。
さらに女性は年齢差5歳差くらいまでの同年代の方を希望する方が殆どですが、男性は年収が高ければ40代でも50代でも20代や30代前半くらいまでの若い女性を希望する傾向です。
女性で年収500万円以上の方
結婚相談所では女性の年収を公開は必須ではないので、公開していない場合が多いのですが、女性で20代や30代で500万円以上、40代で600万円以上の年収がある場合には、女性も年収を公開するのもおすすめです。
少し前は、女性が男性と同じくらいの年収や女性の方が高い年収なのは恥ずかしいと思う風潮もありましたが、昨今の男性はそうでもなく、若いうちから年収が高く頑張っているキャリア女性も魅力の一つになっています。
年収も高く頑張っている女性は、自分よりも年収が高い男性を希望する方が殆どですが、たとえば、30代で年収800万円以上の男性は、結婚相談所で活動をしていても仕事が忙しいのでなかなかデートの時間が取れなかったり、そもそも人気が高くなかなか新しいお見合いも出来ません。
女性がお相手男性の年収にこだわっていると、自分の歳を重ねてしまい不利になります。
2人合わせたトータルの年収も考えていきましょう。
高年収男性は「傾向」がある
年収は高ければ高いにこした事はない、という女性も多いと思います。
結婚相談所には年収1000万円以上の男性も登録されていますが、先述したように、年収と年齢差の関係性もありますので、年収1000万円以上の男性を希望するなら年齢差を10歳程度なら、可能性も高いです。
ただ、年収1000万円以上の男性は経営者の方も多いものです。
経営者に限らずですが、今は高収入であっても先行き不透明な時代で、会社の経営が悪化してしまえば今の年収が続く保証はありません。
【自分が育ってきた環境と比べる傾向】
また、自分も裕福な家庭で育ったので同じような暮らしを希望する女性もいます。
でも、自分が物心ついた時には裕福になっていただけで、ご両親が結婚した最初から裕福だったでしょうか?
結婚した時は裕福ではなくても夫婦で支え合って頑張ってきて、裕福な暮らしが出来たのでは?
また、年収が高い方はそれだけ仕事を忙しくしているからこその年収が現実です。
残業続きで終電まで仕事をしていたり、休日出勤もあります。
そうなると結婚しても仕事が多忙で家庭に費やす時間がなく、家事や子育ても奥さん任せになったり、一緒に居たい時にいなくて寂しい思いをしてしまいます。
一概に言えませんが、年収が高くても寂しい想いをする事が幸せかどうかを考えてみる必要があります。
高年収の男性が選ぶ女性は「癒し」
高年収の男性は、医師や弁護士などの専門職の男性も多く視野も狭くなりがちで、話題も仕事の話ばかりという事もあります。
そうした時に、視野を広げてくれるような女性や、ある程度経済などの難しい話も対等に話す事を好みます。
また、エリートと呼ばれる男性は、年収の高さで近寄ってくるような女性はいちはやく見抜く能力も持っています。
仕事の忙しさゆえ癒しも求めています。
年収が低い場合、経費や家作も考える
めったにない事ですが男性の年収が200万円程度の低い場合もあります。
もし、年収200万円程度の男性からお申し込みを貰った場合、年収だけを見て「ありえない」と詳しいプロフィールも見ずにスルーしてしまう女性も少なくありません。
しかし、よくよくプロフィールを見ると転職をしていて表示出来る年収が少なくなっていたり、個人事業主などであれば経費を多く計上しているため、売り上げなどはたくさんあり、家賃や身の回りのものを手取り年収から出さなくて良い場合もあるため、実際の暮らしには余裕があります。
いずれにしても、出会った男性が自分の望む年収ではなくても、居心地が良く、人として尊敬出来るところがある方のほうが人生が豊かになっていきます。
一緒に暮らしていく時に自分にふさわしいと思える点も見つけていきましょう。
【男性向け】年収別の活動アドバイス
男性向けにそれぞれの年収での結婚相談所の傾向や活動のアドバイスもお伝えします。
年収300万円での活動
男性が結婚相談所で活動する場合の目安は、400万円以上です。
IBJの登録会員では、400万円に満たない男性が3.6%で、地域や年齢などで多少違っているものの非常に少なく、400万円以上の年収がないとお見合いが組みづらいのが現状です。
ただ、一概に年収300万円台の男性の結婚が難しいわけではありません。
年収300万円台の方も家作と呼ばれる不動産などがあって、年収以外の家賃収入や駐車場収入がある場合もありますし、親から譲り受けた家などがあって家賃がかからない事も結婚には有利です。
また、家事が得意だったり残業がなければ仕事を忙しくしている女性には有難いもので、女性も働いていれば世帯年収として考えていけるケースもあります。
【個別紹介でフォローのある結婚相談所がおすすめ】
結婚相談所によっては、「プロフィール交換会」「写真交換会」などと呼ばれる集まりがあるのはご存知でしょうか?
これらの集まりは、幾つかの結婚相談所がそれぞれの会員のプロフィールを持ち寄って、昔ながらのアナログとも言える紹介をしている集まりになります。
ここでは、仲人間でフェイス・トゥ・フェイスでの紹介なので、年収の数字だけではない家作などの情報や、特技やお人柄もお勧めしてくれます。
年収400万円での活動
20代や30代前半の男性で年収が400万円あればお見合いは組めます。
30代半ば以降になってくると年齢を重ねる毎にそれなりの年収があった方がいいのですが、「背が高くてイケメン」「スポーツを定期的にしているなど健康的なイメージ」といったところがあれば、多少年収が低くてもカバーは出来ます。
また、女性側も400万円以上の年収を貰っているのであれば、お相手男性に高い年収を求めなくても男女2人合わせれば800万円以上の年収になる事でもあります。
年収以外のアピールポイントを作り、特に料理や家事が出来るなどは女性から人気なので、生活面で得意な事をいくつか作っておきましょう。
年収500万円、年収600万円での活動
年収500万円~600万円あれば30代はもちろん、40代以降もお見合いは組めます。とはいえ、一般的なサラリーマンよりも結婚相談所に登録している男性の年収は高いです。
連盟のIBJに登録している男性会員では、年収600万円までの会員は41.5%で半数よりも少ないので、700万以上の年収を希望している女性も多いのも現状です。
ただ、女性も仕事を忙しく頑張っているので、なかなか家事に時間を取れない事も多く、結婚後は経済力よりも家事力や人間力を求める傾向にもなってきています。
男性にさほど高い年収を求めないかわりに、家事を分担してほしいという要望も強くなってきました。
その時にずっと実家暮らしで家事をした事がない、といった男性はいくら年収が高くても敬遠されます。
男女それぞれが同等程度の年収500万円~600万円くらいの年収で、お互いに家事などを分担して協力的に進めていく結婚が一番うまくいきやすいパターンです。
年収1000万円以上の男性
データマッチング型の婚活サービスでは年収が高いだけで、多くの女性からのオファーもあり、どうやって選んでいいかわからなくなってしまうのです。
嬉しい悩みのようにも思えますが、男性もそうこうして歳を重ねてしまうと、年齢で不利になってしまう事もあります。
年収1000万円以上の男性も結婚相談所には1割近く登録していますが、年収の高い男性はそれだけ忙しくしていて、時間も取れないので出会いがなかったり、出会いの場に行けない男性が殆どです。
ただでさえ忙しくしていて、休日はゆっくり休みたいのに、お見合いが複数決まっていたり、お相手とのお見合い日程を決めるためのやり取りを自分でしていかなくてはならいのはかなりの労力です。
仲人型と呼ばれる結婚相談所では、希望の女性をヒアリングして希望に合った女性を精査してピックアップした紹介をしてくれたり、お見合いの日程調整も代行してくれるので忙しい男性に最適のサービスです。
逆を言うと、仕事が忙しい男性が仲人型以外で婚活をしてもなかなかうまくいかず時間ばかりが過ぎてしまいます。
【詳しくはこちら「結婚相談所の違い・選び方 ~おすすめのカウンセラーについても解説~」】
結婚相談所の年収に嘘はないのか?
年収は、生活にも直結していくので、結婚相手に求める希望もあって気になるのは当然ですし、恋愛感情を抱いてから実は年収に虚偽があったなどといった事があると心身ともに疲弊しますね
先述したように、結婚相談所ではお相手に年収を聞かなくても、出会う前から知ることができるので、効率の良い出会いです。
年収証明の提出が義務である所が多い
結婚相談所以外の婚活、ネット婚活や単発の婚活パーティーでは年収が自己申告で証明までは取っていないところが殆どです。
でも、結婚相談所の婚活ではきちんと証明を提出しているので嘘がなく安心です。
具体的には、結婚相談所の入会時の提出書類として男性の年収証明の提出が義務付けられているので、嘘はつけない仕組みになっています。
もし、この年収証明を出さないまま活動している事がわかれば、その結婚相談所が加盟しているIBJや良縁ネットなどの連盟から除名されるくらい厳しいものです。
ただ、IBJや良縁ネットなどの連盟に加盟していない結婚相談所は、年収証明の提出が義務付けられていないところもあるので注意が必要です。
※結婚相談所をとりまとめている会社のうちの一つ「仲人協会」は男性の年収証明の提出は義務付けられてなく、本人の自己申告で、もし嘘が発覚した時には罰金制度になっています。
検討している結婚相談所が加盟している連盟も確認しておくと安心です。
結婚生活での経済面で大事な年収はトラブルにもなりがちで、離婚や裁判にも発展する事もあります。
安心面を考えたら男性の年収の証明の提出が義務付けられている結婚相談所がおすすめです。
年収表示は手取りではなく税込み
そもそも「年収」とは、給与明細に記載されている額のことなのか、実際に手にする手取り金額のことなのか、よくわかってない方もいるかと思います。
「年収」には「手取り年収」と「税込み年収」との2種類があり、「税込み年収」とは、企業から支払われる給与全額のことです。
給与全額とは、健康保険・厚生年金・介護保険・雇用保険を含む社会保険料や、所得税・住民税、残業代・住宅手当てなどの諸手当を差し引く前の総金額のことをを指しています。
結婚相談所の「年収」とは、後者の「税込み年収」のことで、結婚相談所のプロフィールに記載されている年収は「税込み」の金額になっています。
分かりやすいのは、会社員の方でしたら年末に会社で発行される源泉徴収票の「支給額」にあたる部分になります。
結婚相談所の年収は手取り額ではなく、各種保険料や税金、手当てなども含まれた金額です。
年収証明の提出の仕方
年収を証明する書類は、源泉徴収票もしくは、確定申告書のコピーを提出します。
入会時にこれらの証明書類が必須になっているため、結婚相談所のプロフィールで公開されている年収は信用できるといえます。
ただ、転職をした場合、または結婚相談所での活動が1年を超えて新しい源泉徴収票を貰った場合などにも結婚相談所に提出する事は必須となっていますが、自分から言わないとそのままになっているケースもあります。
給与が下がっている場合にはトラブルになりますので必ず提出しましょう。
【年収で損をしてしまっているケース】
給与が上がっているケースもそのままにしていると、損をしている場合があります。
たとえば、前年が490万円の年収だった場合、女性がたいてい希望する「年収500万円以上」と検索していた場合、プロフィールを見て貰えませんが、給与が上がって500万を越していた場合には見て貰える確率が上がるのです。
婚活は長くするものではありませんが、1年以上になってしまった場合には自分の新しい年収証明も必ず結婚相談所にお知らせして、変更して貰いましょう。
- 年収は前年の最新のものを提出。
- 転職した場合などはプロフィールの年収と違ってしまいトラブルになりがち。
女性は年収を公開している人は少ない
女性が年収の証明は必須ではなく、女性がプロフィール上で年収を公開しているケースは殆んどなく、IBJなどの連盟のシステムで女性の年収を開示しているのは女性全体の1割程度です。
しかし昨今では、女性も若いうちから仕事を頑張って給与が高い女性も増えており、年収を公開している女性も増えてきています。
共働きでダブルインカムを希望する男性も増えてきて、将来設計を考えた時などにも女性がどのくらいの経済力があるのかは気になるところです。
20代や30代で500万円以上、40代で600万円以上の年収がある場合には女性も年収を公開しておいた方が有利になる事もあります。
結婚相談所の年収の実情
女性が結婚相談所で結婚を考えていく上で切り離す事の出来ない男性の年収ですが、実は男性も自分の年収で活動が可能なのか気になっている方も多いのです。
結婚相談所で活動をしている方の年収についてさらに具体的に解説していきます。
男性の年収の分布は?
結婚相談所の多くが加盟している連盟のIBJでの登録者の年収は下記のような分布になっています。
画像出典:IBJメンバーズ公式サイト
表にまとめると以下のようになります。
【IBJ登録会員の年収】
男性 | 女性 | |
~300万円 | 0.4% | 26.9% |
~400万円 | 3.2% | 29.9% |
~600万円 | 37.9% | 35.2% |
~800万円 | 35.5% | 7.4% |
~1000万円 | 13.4% | 1.6% |
1000万円~ | 9.6% | 1.0% |
男性の約59%が年収600万円以上となっており、1000万円以上の年収の方も1割近くいます。
国税庁が発表している「平成29年分民間給与実態統計調査結果」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は、432万円となっているので、日本の平均よりも結婚相談所に登録している男性の年収は断然良いです。
結婚相談所の男性の年収が高い理由
結婚相談所を利用する料金は、相談所によってまちまちですがそれなりの金額がかかります。
そのため、ある一定以上の収入がないと、結婚相談所での活動を継続させるのは難しいです。
また、年収が高い男性はそれなりの自負もあり、より良い女性を見つけたい意向も強いため、結婚相談所に入会しているケースも多いのです。
こうした理由により、平均的なサラリーマンの収入より高めの男性が結婚相談所に入会している傾向です。
条件検索でフィルターがある
年収などの条件は、結婚相談所が利用する会員システムで、会員情報がデータベースになっており、そこに希望の条件を入れて検索していくと該当のプロフィールがみられる仕組みです。
実際に会う前にプロフィールを見る事になる結婚相談所では、どうしてもこれらの条件が重要視されて、希望条件をついあれこれ求めてしまいたくなるのも仕方のない事です。
さらに、希望条件の項目が沢山ある事は、希望条件から外されやすくなり、プロフィールすら見て貰えていない会員が多くいます。そうなるとお見合いすら出来なくなるので、条件検索はほどほどにしておきましょう。
年収より学歴重視の女性も多い
結婚相談所では、お相手の希望条件の中でも、学歴が特に重視される傾向があります。
結婚は、その後の生活も意識した出会いなので学歴が同じようなレベル、もしくは、自分より高いレベルを求める事は、育ってきた環境を計るような意味合いもあります。
そのため、実力社会になってきている現代でも、大卒はまだまだ根強い人気があり、30代の男性であれば、ともすれば「高卒や専門卒の年収600万円の男性」よりも「大卒の400万円の男性」の方が申し込みがあるケースも多いのです。
年収がさほど高くなくても高学歴の方が人気もあり、学歴はある意味財産とも言えます。
男性が年収以外に求められる条件
男性の年収は重要なポイントですが、でもただ年収が高ければ結婚が決まりやすいかと言えばそうでもなく、年収以外でも下記のような条件をクリアしていれば年収が多少低くても女性から受け入れて貰いやすくなります。
【女性が年収以外に男性に希望する条件】
- 大卒、大学院卒などの学歴
- 喫煙をしない
- 身長170センチ以上などの高身長
- 顔、ファッションセンスや髪型などのルックスが良い
上記に該当していて、さらに同年代や年上女性も可能となれば、年収は低くても受け入れて貰いやすくなります。
特に結婚相談所の連盟で日本最大の会員数のIBJシステムでは、男女比で男性の方が多く女性が余っている現象が起きているため、男性の方がチャンスが多いので男性は結婚相談所での婚活が断然おすすめです。
今まで他の婚活でうまくいかなかった男性が結婚相談所ですぐに決まった例も多いです。
【詳しくはこちら「IBJの女性レベルが高く美人が多い理由 ~登録の男女比・年齢層についても解説」】
結婚相談所を選ぶ際の注意点
結婚相談所も様々な形態があるため、女性が男性の年収に拘りすぎると痛い目に遭いますし、男性も入会前に知っておくべきサポートの違いもあります。
連盟でのつながりを確認
結婚相談所は連盟で繋がっているところが殆どですから、結婚相談所の枠を超えて幅広い男性の紹介も可能で、下図のように結婚相談所の垣根を越えて出会いがあります。
個人経営でも密なサポートをしてくれるのであれば、貴方の良さを引き出すアドバイスがあり、所属する結婚相談所に希望のお相手がいなくても、結婚相談所間の横のつながりで推薦してくれます。
いずれにしても、どんな結婚相談所に入会したとしても簡単に結婚が決まるような時代ではありません。
年収が高い男性を望むなら、女性も同じように経済力やお金の知識のある方、ステータスの高い男性を支えていけるような度量がないと難しいです。
入会条件による誤解
先述したように結婚相談所は連盟でつながっていますが、それを逆手に取っているところもあります。
たとえば、結婚相談所によっては、「男性は年収700万円以上」といった入会の条件に男性の年収制限を作って高年収を謳っているところもあります。
しかしながら、こうした内容を謳っている結婚相談所には高年収の男性ばかりではなく、女性に紹介されるのは自社の会員だけではなく、IBJや良縁ネットといった連盟でつながっている他の結婚相談所の高年収の男性という可能性もあるのです。
高年収の男性がいる事ををネットの広告などで謳っているようであれば、それはその広告につられて入会してくる女性を集めるためのケースもあります。
入会条件に年収があってもその男性のみを紹介してくれるわけではない事は理解しましょう。
ネットの広告には多額のお金もかかっているため、きちんと見極めないと広告のためのカモにされてしまうのです。
高年収を謳っている結婚相談所に高い金額を払って入会すれば、高年収の男性を紹介してくれるわけでは決してないので、大手の誇大広告などに惑わされずに選び、無駄に高いお金を支払わないように気をつけましょう。
個別紹介の有無を確認
「仲人型」と呼ばれる結婚相談所では、会員システムだけではない、「プロフィール交換会」などのアナログの紹介の機会もあります。
ステータスが高い男性は会員システムに公開すると申し込みの応募者が殺到してよくわからなくなり選べなくなるケースも増えてきますから、このプロフィール交換会で見つけてきて貰うのがおすすめです。
また、ステータスの高い男性はIBJなどのシステム検索に載せたくない方も多いので、個別での紹介でお見合いをしている場合もあります。
こうした個別紹介をどこの結婚相談所もやっているわけではなく、個人経営のところも多いので、入会時にプロフィール交換会にも参加している結婚相談所なのかを確認してみましょう。
いずれにしても一人で婚活をしていると何を重視して良いのかよくわからなくなってしまい、空回りしてしまう方も少なくありません。
経験豊かで信頼出来る担当者と相談しながら婚活が出来る結婚相談所がおすすめです。
もっと言うと、信頼出来る結婚相談所を選ばないと様々なトラブルがあっても力になってくれない事や、裁判沙汰にまで発展する事も・・・
結婚相談所で起こる様々なトラブルについてまとめた記事も確認して、安心・安全な婚活を選びましょう。
【詳しくはこちら「結婚相談所で起こるトラブル例」】
まとめ
女性は結婚相手の条件に年収などの経済力を重視される方が多いですが、単に年収の高さだけではなく、他の条件や色々な角度でトータルてきに見ていく事がポイントです。
お相手の希望条件を高く設定してしまうと、なかなか理想のお相手に出会えないだけでなく、さらに欲が出てしまって婚活が長引いてしまう方が多いのです。
そもそも年収は、一生保証されているものではないので、長い人生、良い時ばかりでなくても乗り越えられる人なのか?お互い支え合って絆を築いていける関係になれるかどうか?といったところの方が重要です。
いずれにしても料金の高い結婚相談所に入会すれば年収の高い男性を紹介して貰えると思っている方も多いのですが、はっきり言って料金が高い事だけでは、年収の高い男性に出会うために全く関係ありません。
むしろ入会金などの初期費用が高い結婚相談所だと、「高いお金を払ったあとは何もしてくれなくなる」といったトラブルやクレームも続出しているので、結婚相談所の料金についての記事も読んでおきましょう
【詳しくはこちら「結婚相談所の料金設定の違い(サービス内容や内訳)」】