お見合いは事前に写真付きのプロフィールを見てから出会うものです。
お見合いの席では、いわば事前に見ていたお相手のプロフィールでの人物かどうかを確認する場所。
自分が想像していたお相手の人物像とギャップが少なければ交際に発展、ギャップが大きければお断りになります。
詳しく見ていきましょう。
男女共にお見合いで断られる理由ベスト3
お見合い写真と実物が違い過ぎる
「お見合い写真と実際にお会いした時のギャップがある」事はよくある話です。
お見合い写真のヘアメイクやカメラマンの技術が高く、「お見合い写真が良すぎる」方も多いです。
日頃の雰囲気とあまりかけ離れないよう、相談しやすい写真スタジオに行ったり、相談所を通じたお見合いであれば担当者に付き添って貰いましょう。
写真スタジオでのヘアメイクを自分で再現するのは難しいですが、服装は同じに出来るはず、お見合い写真の洋服はその後のお見合いも意識した洋服でのぞみましょう。
お見合い写真とお見合いで着る服の色や雰囲気を合わせておけば全体的な印象は同じになります。
もちろんヘアメイクもお見合い写真と同じに出来るよう日々練習をしましょう。
フィーリングが合わなかった
お断り理由で意外と多いものが、「声」や「しぐさ」です。
見た目の好みや条件だけではないフィーリングが合うか合わないか?の判断につながる大事な部分です。
お見合い写真では静止画ですが、お見合いでは動画のイメージです。
会話の中での「感性の部分」も多く、ノリが合わずストレスを感じます。
世代間ギャップを感じた
結婚相談所では年収が高く条件の良い男性は、40代、50代でも10歳以上若い女性とお見合いになる事もあります。
でも、見た目は若々しくしている人も相手と年の差があると、子供の頃に過ごしてきた時代や普段接している友達の年齢も違います。
話しているうちに相手が知らない事が多く、世代間ギャップを感じます。
些細な話でも共有出来ないと楽しくないですね。
趣味や休日の過ごし方が合わなかった
趣味・嗜好は、事前にプロフィールで見ておけるものですが、「実際に会ってみると自分が思っていた趣味のイメージとは違っていた」という事も多いです。
そのほか、休日の過ごし方や、ファッションやインテリアの好み、色々な面での違いがあります。
ただ、同じ趣味を共有できる関係は理想的ですが、でも、これからの長い人生、趣味などは合わせていく事も出来るはずです。
お相手の趣味にも興味を持つ姿勢を見せていきましょう
男性が女性から断られる理由5つ
目線・態度
お相手の目を見て会話をする事は大事です。
お見合いで断られてばかりいる男性は「目を見て話してくれなかった」という理由もよくあります。
視線を合わさずに会話していると、女性は不安になります。
とはいえ、ずっと目線を合わせていると、「じっと見られている気がして心地良くなかった」という事にもつながります。
時には一緒に外などの景色を見たり、飲み物のカップなどに視線をずらしたりしながら適度に目線が合うように工夫していきましょう。
また、お見合い場所で店員に対する態度や、バッグなど自分の持ち物の扱い方なども女性からチェックされています。
女性の方が想像力も豊かな場合が多いので、他人への対応や、持ち物などの扱いがぞんざいだと、自分もいずれそうなるように思われます。
頼りない印象(姿勢が悪い)
頼りがいのある男性を嫌いな女性はいないでしょう。
これからの人生を共にするお相手なので、頼れる男性だという印象を残せる事に越した事はないのですが、初対面のお見合いは緊張するものです。
最初から無理に頼れる存在をアピールしても不自然になりますから、開口一番、「緊張しますよね」と言って場を和ませてもいいですね。
また、姿勢の悪さも頼りない印象につながります。
猫背の男性は多いです。お見合いで座った際には、手をグーにしてひざに置き、猫背にならないように意識し姿勢良くする事で、見た目の面積が大きくなり、頼もしい印象を残せます。
ファッションセンス・清潔感がない
お見合いには男性は、スーツ姿で行くことが一般的ですが、スーツがよれよれだったり、アイロンがかかっていないシャツ、履き古した靴など、せっかくスーツで行っても着こなしが悪ければ台無しです。
意外と見られているのがハンカチで、ハンカチを持っていなかったり、よれよれのタオルが出てきて汗を拭いていて幻滅した、という話もあります。
また、コートなどの上着やバッグ、財布なども女性は良く見ています。
スーツに合わない上着やリュック、手入れがされていないボロボロの持ち物で一気に幻滅される場合もあります。
決してブランド品や高い物を身につけなくてもいいので、出来るだけ新しい物を身につけていきましょう。
匂い
女性は匂いに敏感な方が多いです。
口臭は自分ではなかなか気づかない事で、歯磨きをしていても口臭がある方もいます。
意外と盲点なのは、衣服についてる匂いです。
お見合いで着るスーツなどは毎回クリーニングしているものではないので意外と匂いがついています。
身につける物も事前のケアをお忘れなく。
- 緊張して口が渇き、口臭が出てしまう場合もあるので、定期的に歯医者さんで歯垢や歯石を取っておくと自信が持てる
- 汗や頭髪の匂いには夏に限らずで気をつける
- お見合いで着る洋服にファブリーズなどの消臭剤をしておく
会話が一方的(情報のやり取りのみ)
男性は「質問ばかりで企業の面接のようだった」もしくは、「自分の話ばかりをしている」事が多いですね。
女性は普段から女性同士でランチやお茶などでとりとめのない話をする事に慣れていますが、男性はそういった雑談に慣れていないので、すぐに結論を求める傾向があります。
女性は聞いて欲しいだけの話も多く、ただただ共感してくれれば良いと思っています。
女性は「感情」を出して共感して欲しいのに、男性は「情報」のやり取りばかりをしています。
沢山情報を聞けたのでうまくいったと思っている男性がお断りがきてなぜ?と思う場合、それはたいてい「情報のやりとり」は出来ていても「感情のやりとり」が出来ていないからです。
気の利いた話をしなくても、女性の話によく耳を傾け、共感したり大きくリアクションをするだけでも違ってきますよ
まずは、無理に好かれようとするより嫌われないようにするだけでも効果絶大、以下の記事でお見合い会話の事例や、会話が続かないと思った時の対策なども具体的に挙げています。
お見合いで役立つ会話例や会話術女性が男性から断られる理由5つ
無表情、リアクションが少ない
表情やリアクションは自分が思っている以上に良くない事も多く、お見合いで断られる女性の理由で最も多いものです。
男性から話すまで自分から話そうとしなかったり、何を話してもリアクションが薄い女性も多いです。
好かれる女性は何といっても「可愛げ」のある女性です。
気の利いた会話をしなくても、笑顔やリアクションの多い女性はお見合いで断られる事はまずありません。
下記な言葉やリアクションをすると男性はその気になるものです。
さ⇒さすがー
し⇒知らなかった
す⇒すごーい
せ⇒センスいいですね
そ⇒そうだったんですね
あ⇒ありがとうございます
い⇒いいですね~
う⇒うれしいです!
え⇒え~!(喜びの時)
お⇒おいしそう~、おいしかったです!
派手・家庭的ではなさそう
恋人ならある程度派手でアクティブな女性も好まれますが、結婚を意識したお見合いでは、自分の好みだけではなく、親兄弟や親戚、友人や会社の仲間からの評価も意識しつつ会う男性も多いのです。
- 料理や家事を普段からしているかどうか?
- 親や家族と仲良くしている女性なのかどうか?
- 金銭感覚が堅実か?
お見合いでは、結婚後の生活も意識、服装や身なりでも判断されます。
派手なメイクやネイル、香水、高価なブランドバッグや時計などもお金のかかる印象なので、避けた方が無難です。
お見合いの服装を具体的に提案してアドバイスをしている記事も読んでおきましょう。
女性のお見合いの服装を30代・40代に分けて解説デート経験・恋愛経験が豊富そう
男性は女性ほどお店も知らないですし、デートスポットなどに詳しくない方も多いです。
お見合いでは次のデートを予感させる会話になると思いますが、その会話の中で、女性が色々なお店や話題のスポットなどに行ってる様子がわかると男性はプレッシャーを感じます。
たとえ行った事があるお店などでも、「行ってみたかったんです!」といった演技もある程度は必要です。
話をしているうちに盛り上がってしまい、つい、他の人とのお見合いや交際の話、昔の恋人とのエピソードなどを話してしまう女性も敬遠されます。
キャリア女性・意識の高い女性
キャリアがあって仕事への意識が高い女性は、婚活でも男性に張り合う姿勢が出てしまう事があります。
いわば男脳になっているとも言えます。
何気ない言葉の節々で、知らず知らずプライドの高そうなイメージを持たれている事も考えられます。
また、キャリアのある女性は金銭的に余裕があるはずです。
金銭的余裕があると、洋服やバッグ、アクセサリーなど身につけるものや、休日の習い事、エステなどの自分磨きにお金をかけている方も多いと思いますが、そういった垣間見えてしまうと、「自分とは釣り合わない」と敬遠されがちです。
こだわりの強い女性
キャリア女性だけでなく、日々の生活でもスピリチュアル系や、自然派志向の女性も増えています。
食生活などの拘りも強く、たとえば、食事ではオーガニックやベジタリアンといった健康志向な女性も増えていますが、男性はお肉やジャンクフードが好きな方も多いのです。
「好きな物を自由に食べさせて貰えなさそう」と敬遠されてしまう事にもなります。
お見合いで断られた時の心構え・考え方
お見合い数について
以下は、結婚相談所を取りまとめている連盟で日本最大の会員数のIBJ(日本結婚相談所連盟)が出している成婚するまでのお見合い数の平均です。
【成婚者のお見合い回数の平均】
20代男性平均 | 3~11回 | 20代女性平均 | 5~10回 |
30代男性平均 | 17~19回 | 30代女性平均 | 13~15回 |
40代男性平均 | 21~26回 | 40代女性平均 | 14~16回 |
参考:日本結婚相談所連盟
少ない方でも10人くらいお見合いをしてご成婚になっています。
スペックの高い男性や若くて美人といった方ほどお見合いが組めるのでその分、お見合い数が多くなり20人~30人お見合いをしたという方も少なくありません。
本人に問題がなくても活動している会員数が多いため、迷いが生じてしまっています。
勿論、人によって違いますし年齢によっても違うのですが、少ないお見合い数でご成婚にはなかなかならないので、めげずに頑張っていきましょう。
お見合い以外の出会いも考える
結婚相談所に登録しているのであれば、お見合いパーティーや個室を移動するグループお見合いといったタイプのものもあるはずなので、そうしたお見合い以外の出会いにも出てみる事はおすすめです。
また、趣味のサークルや、異業者交流会などにも出てみる事で、気分転換が出来て、その後のお見合いがうまくいくという事もあります。
お見合い以外の他の出会いも増やす事で、異性と接する事がうまくなってきます。
婚活から少し外れてみる
婚活以外の出会いであれば、まず好きになってから結婚を考えると思いますが、お見合いは、結婚を考えてから出会います。
そのため、お見合いでは、結婚ばかりを意識し過ぎてしまい、疲れてしまう方もいます。
まずは自分自身が楽しいと思える事をしたり、同性の友達と過ごす時間も大事にしながら、婚活以外での日々の生活を見直す事もおすすめです。
日々の生活を見直す事で考え方が変わり、行動も変わり、お見合いもうまくいく方はとても多いです。
仲人型結婚相談所で活動
結婚相談所(仲人型)のお見合いであれば、担当者を通じて理由などを聞けるので、フィードバックしてもらう事が出来ます。
お見合いで断られた理由を聞く事のショックですが、理由がわかれば次に生かしていけますし、寄り添ってはげましてくれる存在が居る事はありがたいものでしょう。
具体的なサポート内容では、プロポーズまでのサポートや、それぞれのタイミングに応じたアドバイスがあるので、すでに他の婚活サービスでお見合いをしている人も仲人型の結婚相談所への入会や掛け持ちをして成功しています。
結婚相談所の掛け持ちについては、「結婚相談所の掛け持ち」の記事で詳しく解説していますが、お見合いがうまくいかない場合は自分に合っていないサービスの可能性も十分あり得ます。
まとめ
お見合いでの出会いは、お見合いになった時点で写真での好みと条件的な部分をクリアしているので、あとはフィーリングや感覚が合えばうまくいくはずです。
「お見合いで断られてばかり」、「お断りが続く」といった場合には、先述してきた「断られる理由」の中に当てはまっているものがないか今一度確認してみてください。
ただやみくもにお見合いをしていくよりも自分自身を見つめ直す事で、うまくいく事は多く、信頼出来る仲人さん(婚活アドバイザー)がいると客観的な意見も聞きながら相談出来ます。
結婚はたった一人の人とすれば良いものなので、それまでのお見合いで断られる事があってもめげないで一つ一つのお見合い結果を次に活かしていく気持ちが大事です。
自分が「選ぼう」と思ってお見合いに臨んでいると欠点が目につきやすいのですが、まずはインタビュアーになった気持ちで相手の良さを引き出してみましょう。
結婚相談所の成功例をまとめた記事やおすすめブログでは、意外と特別な事ではなく結婚が決まっているので目から鱗で励みになります。